歪んだ心理空間における精神的被害

モラハラ、DV、ストーカー、セクハラ、性犯罪等における加害者心理と被害者心理

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

被害からの立ち直り方

モラハラ・DV・ストーカー、セクハラ、パワハラ、性被害、妄想症の人からの被害など、どれにも当てはまると思いますが、加害者に人格異常や精神異常がある場合、加害者心理の分析と、被害者に生じている異常な精神状態の正常化とは、セットになっていると思…

偽のストーカー被害者

ストーカー問題の関係者は必携の書とされている、ミューレン / パテ /パーセル共著『ストーカーの心理――治療と問題の解決に向けて――』サイエンス社, 2003年の中に、偽のストーキング被害者たちという項目があります(223-243頁)。 「『偽被害シンドローム』…

問題だらけのストーカー規制法

日本のストーカー規制法では、相手に対するつきまとい等のストーカー行為が「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」ということに限定されているので、ミューレンの分類における「憎…

クレランボー症候群の妄想の対象にされた人における精神的被害と後遺症

今年の4月に書いたクレランボー症候群についての記事に、こちらの記事のリンクを貼っておきました。妄想のターゲットにされた人が受ける精神的ダメージと後遺症についての説明をします。 下の理由により、妄想のターゲットにされた人は、頭を変にさせられ、…

虐待された子どもは将来、加害者になるよりも、再び被害者になりやすい

児童期に虐待された人は、むしろ子育てに心を砕くようになる ジュディス・ハーマンによれば、子供の頃に虐待された人たちの圧倒的大多数は、一般に思い込まれている「虐待の世代間伝播」に反して、自分の子供を虐待したり、放置したりせずに、むしろ自分と同…

事実の歪曲の仕方

このところ疲れていて記事を更新できなかったのですが、プロレスラーの木村花さんがSNS上の誹謗中傷を苦に自殺されたとのことで、ずいぶん話題になっていました。 あの「テラハ」という番組も、悪質だったと感じます。当然、要求される役回りや筋立てがある…