歪んだ心理空間における精神的被害

モラハラ、DV、ストーカー、セクハラ、性犯罪等における加害者心理と被害者心理

2018-01-01から1年間の記事一覧

「ブロ友さん」の中に、こういう人がいたら要注意(ネット上の危険人物)

顔を見せないことを強みとする 自己中心的な思い込みで他人に絡む 悪質ストーカー化する可能性がある人のもつ要素 姿を見せないネット上のストーカー ネット上のトラブル 対処方法 都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口等一覧 追記(同性同士などでもトラ…

健常者が精神病扱いされる、そして本当に精神病になる(ガスライティング)

異常者による被害には、いろいろ怖ろしいものがありますが、何といっても、被害者の精神が破綻させられるところです。これはモラハラにありがちなことです。被害者は嫌な目に遭うのを避けようと神経を遣っているうちに、神経がすり減るだけではありません。…

医療機関によるセカンドレイプと望ましい治療のあり方

PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えている方は、医療機関でセカンドレイプを受けることが多いようです。それで、「自分に合うお医者さんでなかったら、(病院に)行かない方が良い」という話もよく聞かれます。 外傷性記憶というのは、言葉をもたない凍り…

PTSDの本質と、そこからの回復(PTSDの本質は、人格の尊厳と世界観の崩壊)

猟奇的な邪悪さによる被害が、重篤なPTSDにつながる 前回の記事の続きです。 普通の人には、「人に、こんな事はしてはいけない」と感じさせる一線があって、それを越えてしまうのが悪人だという話を書きました。その一線の越え方にも二通りあって、明らかな…

被害者に落ち度はあるのか?

被害者が陥りがちな自責感 PTSD(心的外傷後ストレス障害)になるような事件の被害者は、自分がそうした被害を避けられなかったことに対して、後悔が尽きません。「なぜ、あの時こうしなかったのか」、「なぜ、あんな人を信用してしまったのか」、といった後…

ストーカー加害者と被害者の心理

ストーカー被害者の体験談を聞くと、ストーカーの好意が脅迫から暴力へとエスカレートしていくパターンや、被害者がそれに対応して見せる感情的な反応は、とてもよく似ています。つまり、初めのうちは愛想よくしていた被害者も、じきに怒りを感じるようにな…

精神医学によるストーカーの分類

必ずしも精神障害がストーカーの原因であるとか、精神障害者が危険なストーカー予備軍だということではありませんが、ある種の障害は、しばしばある種の行動類型と結びつくことがあります。(これは福島氏によれば、ストーカーの内面的・心理的な状態で、精…

ストーカーやセクハラの怖いのは、断る時

一般的にストーカーもセクハラも、悪質な加害者の本当に怖いところは、キモチ悪く迫ってきたり、粘着してきたりするところなどではありません。被害者が断ったり、被害者の嫌悪感が伝わったりした時です。邪悪な人間ほど自己中心的で、相手に対する思いやり…

セクハラとストーカー、どちらが加害者でどちらが被害者か?

前回言及した「エグゼクティブ・ストーカー」ですが、これは有名人ほどでなくても、しばしば多少名前の通った人や、憧れの対象になるようなポジションにいて、人目につくことの多い人をターゲットにするストーカーです。 私はこのようなストーカーには、自分…

ストーカー被害の5つのタイプ

精神医学者の福島章氏の分類によると、ストーカー被害には次の5つのタイプがあります。これは、氏によればストーカーの行動の類型です(福島章『ストーカーの心理学』PHP新書, 1997年を参照)。 1.イノセント・タイプ(面識がない人) 2.挫折愛タイプ(…

女性が男性をレイプできる?(イタリア人女優アーシア・アルジェントさんを擁護する)

ジミー・ベネット(当時17歳)がイタリア人女優アーシア・アルジェント(当時37歳)からレイプ(強制性交)されたと言って告発したという事件がありました。しかし、これは逆にアルジェントに対するベネットのエグゼクティブ・ストーカー、もしくはスタ…