歪んだ心理空間における精神的被害

モラハラ、DV、ストーカー、セクハラ、性犯罪等における加害者心理と被害者心理

救いは突然、期待もしないところからやってくる

 以前、ネットで見た記事の紹介です。 

何が起きてもそれは一時的なことだと信じて。物事は良くなっていくから

 明るく美しい少女だったケイティは、ライフルによる自殺に失敗して顔を失います。ライフルの玉が首から入り、額から出ていったのです。彼女は、その4年後に顔面の移植手術を行います。彼女の顔はまだ完全ではなく、今後の手術も控えています。上のタイトルは、彼女の言葉。彼女はいつか自殺志願の子供たちのカウンセリングをしたいとも考えているようです。

 

www.newsweekjapan.jp

 


Cleveland Clinic’s Third Face Transplant | Katie Stubblefield

 

 普通なら、顔がメチャクチャに破壊されたら、それこそ生きていたくなくなってしまいます。それなのに、そういう状況になってから、逆に生きる意義を見出せたり、生きる力を取り戻せたりする場合もある、というのは不思議なことです。

 

 何が起きても、その不幸は一時的なことだと信じる ―― 絶望の最中は、そんなことは信じられず、永遠の終わりのように感じられるものですが・・・。ここまでのことになっている人が言うと、説得力があります。

 

 どん底まで落ちてしまうと、次は上向いてきますね。変な風にもがいてしまわなければ。そして突然、まったく期待もしないところから救いがやってきて、まるで別世界のような人生が与えられます。

 

 自分がいつ、どこで、どんな気持ちになるかというのも、意外なほど自分で分かりません。とりわけ絶望しているときは、視野が狭くなっているし、うつ状態のときの判断には不健全な焦りがありますから、うつ状態のときに物事を決めてはいけないと言われます。